材木を乾燥させるために
置いておくことを、
「木を寝かせる」といいます。

 

木を寝かせるのは、含水率をしっかり下げるためです。数年ほど寝かせると、通し柱として使えない木も出てきます。製材にかけ一度はまっすぐにすることができますが、含水率が落ちるにしたがって、再び、ねじれが出てくる場合があります。含水率を下げて行く事で、その木の特徴が段々現われます。
木は1本1本寝かせて行く間に性格が生まれ、曲る物、ねじれる物などが生まれます。曲がったり、ねじれたりする木はダメという訳ではありません!個性を見極め、それぞれの木が活躍できるところを活かして、家を建てるということが大切です。
当社はお客様の夢を叶える為に木材倉庫には様々な種類を寝かせています。その木材を適材適所に「気長にみて収める」それが材木屋の技量だと思っています。

 

当社は、自然木のあじわいを
生かした家づくりを
大切に致しております。

住宅の建材には、大きく分けて無垢材と集成材があります。どちらも素晴らしい長所があり、強度も同じです。
一概にどちらが良いとは結論づけられませんが、当社は自然の風合い、経年変化で味わいがでてくる無垢材を中心とした家造りを基本としています。

無垢材

1.美しさや風合い、肌触りが魅力の素材
2.軟らかな弾力とぬくもり、木の香りが特徴
3.長い間、愛着をもって日々をおくれる
4.健康素材として好まれる。

集成材

1.含水率を15%以下に乾燥し、狂い、収縮を減少
2.鉄・コンクリートより強く建物の軽量化が可能
3.断熱性に優れ、調湿能力は抜群
4.自由な形状、寸法の部材が可能

集成材とは:間伐などの木材を接着剤でレンガ状に細かく重ね合わせ、他の薄い化粧材を貼り合わせて仕上げた材木。
無垢材とは:木材を製材した状態で使う一本の木から取るつなぎ目のない木材。